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嘘をつく人のしぐさ一覧
目をそらす、鼻を触る、まばたきが増える。嘘のサインと言われるしぐさ16種類を、研究でどこまで裏づけられているかで整理しました。
しぐさから嘘を見抜ける確率は、206本の研究文献をまとめると平均で約54%でした。視線・まばたき・微表情は嘘の証拠になりません。話の内容を確かめる方が研究と合っています。
内訳:手がかりになる 0/状況しだい 8/当てにならない 8
状況しだいのしぐさ(8)
理由が複数あり、意味を1つに決められないもの。
目・視線状況しだい
目を合わせずに話す
よく言われる意味:嘘をついている・避けられている
難しいことを考えるときは誰でも目をそらし、緊張や文化の習慣でも視線は減ります。好き嫌いや嘘の証拠にはなりません。
記事を読む:目を合わせずに話す人の心理。視線回避と緊張・社交不安の研究目・視線状況しだい
目を手で覆う・ぎゅっと閉じる
よく言われる意味:見たくない・本当は嫌だ
嫌悪の表情で目が細まると視野は狭まります。ただ目を閉じる動きは、考えごとや思い出す作業でも増え、不快の証拠にはなりません。
記事を読む:目を手で覆う・ぎゅっと閉じるのは「見たくない」のサインか。元FBI捜査官の説を研究で検証表情状況しだい
目じりにシワが寄る笑顔
よく言われる意味:本物の笑顔
見た目だけで本物か作り笑いかを当てる精度は五分五分に近く、目じりのシワも万能の指標ではありません。口の動きや笑顔が出る速さも手がかりになります。
記事を読む:作り笑いと本物の笑顔は見分けられるか。研究でわかった正解率と、見抜くコツ表情状況しだい
唇をぎゅっと結ぶ・噛む
よく言われる意味:ストレスや嘘を隠している
緊張や照れ、ストレスで心拍が上がる場面と結びつく傾向はあります。嘘との関係はメタ分析で小さく、証拠にはなりません。
記事を読む:唇をぎゅっと結ぶのはストレスのサインか。唇が消えるしぐさを元FBI捜査官の説と研究で検証手・触れる状況しだい
髪や顔をよく触る
よく言われる意味:嘘をついている・好意がある
緊張や負荷がかかると増える動きです。読めるのは「今、緊張しているかもしれない」までで、嘘や好意の中身は読めません。
記事を読む:髪や顔をよく触るのは緊張のサインか。自己接触(self-touch)としぐさの研究手・触れる状況しだい
首や鎖骨のくぼみを触る
よく言われる意味:不安や嘘のサイン(なだめ行動)
自分の体に触れる回数はその時の不安と関係しますが、首に絞った研究は見当たりません。体をいじる動作と嘘の関係はほぼゼロでした。
記事を読む:首や鎖骨のくぼみを触るのは不安のサインか。「なだめ行動」を元FBI捜査官の説と研究で検証姿勢・距離状況しだい
話の途中で体の正面をそらす
よく言われる意味:話や相手を拒んでいる
嫌なものから体が離れる傾向は実験で見られますが、男女で逆の反応も出ました。会話中の拒否や嘘の証拠と確かめた研究は見当たりません。
記事を読む:話の途中で体の正面をそらすのは拒否のサインか。「腹側の否定」を元FBI捜査官の説と研究で検証体の動き状況しだい
急に体が固まる
よく言われる意味:脅威を感じている・何かを隠している
怖いものを見ると体の揺れが減り、心拍が下がる「凍りつき」は実験で確認されています。ただし嘘や罪の証拠にはなりません。
記事を読む:急に体が固まるのは警戒のサインか。「フリーズ・逃走・闘争」反応を元FBI捜査官の説と研究で検証
当てにならないしぐさ(8)
研究で通説が支持されていないもの。
目・視線当てにならない
目をそらす・視線が泳ぐ
よく言われる意味:嘘をついている
視線やしぐさから嘘を見抜ける確率は、206本の研究文献をまとめると平均で約54%でした。しぐさより話の内容を確かめる方が研究と合っています。
記事を読む:しぐさで嘘は見抜ける?206本の研究文献が示した正解率は、約54%目・視線当てにならない
まばたきが増える
よく言われる意味:緊張している・嘘をついている
まばたきは会話中に増え、集中すると減ります。嘘の実験では、嘘をつく間にむしろ減っており、嘘の証拠にはなりません。
記事を読む:まばたきが増えるのは緊張や嘘のサインか。まばたきの研究でわかったこと目・視線当てにならない
右上を見る
よく言われる意味:嘘をついている・作り話をしている
3つの実験で、嘘と本当で右上・左上を見る回数に差はありませんでした。この説を教わっても、見抜く力は上がりませんでした。
記事を読む:嘘をつくと右上を見るのは本当か。視線の向きと嘘の通説を研究で検証表情当てにならない
一瞬だけ出た表情(微表情)
よく言われる意味:隠した本音が漏れた
0.04〜0.2秒ほどで消える表情で、出ること自体がまれです。訓練で見分ける力は伸びても、嘘を見抜く力につながる確かな証拠はありません。
記事を読む:一瞬の表情「微表情」で本音は読めるのか。マイクロエクスプレッションの研究表情当てにならない
第一印象で「信頼できそう」と感じる
よく言われる意味:信頼できる人
信頼感の印象は一瞬で決まりますが、実際の人柄を正しく映すとは限りません。見た目で当たりやすい特性と外れやすい特性があります。
記事を読む:見た目だけで人を見抜けるのか。第一印象の正確さと落とし穴の研究手・触れる当てにならない
鼻を触る
よく言われる意味:嘘をついている
この説の根拠は、1人の証言映像を調べた事例研究だけです。メタ分析では、顔を触るしぐさと嘘に明確な関係は見られませんでした。
記事を読む:嘘をつくと鼻を触るのは本当か。「ピノキオ効果」の通説を研究で検証体の動き当てにならない
足がそわそわ動く・はずむ
よく言われる意味:足は一番正直で、本音が足に出る
「足は顔より正直」は元FBI捜査官の経験則です。158種類の手がかりをまとめたメタ分析では、足や脚の動きと嘘の差はほぼゼロでした。
記事を読む:足は一番正直な部位なのか。元FBI捜査官の説と「はずむ足」を研究で検証声・会話当てにならない
話が細かすぎる
よく言われる意味:嘘を隠すために話を作り込んでいる
研究では逆に、嘘の話の方が細部が少ない傾向がありました。余計な細部や話の長さには差がなく、細かさで嘘は判定できません。
記事を読む:話が細かすぎるのは嘘のサインか。話の具体性と嘘の研究でわかったこと
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このページについて
内容は、しぐさと本音で公開している記事(それぞれ論文などの出典を確認済み)をもとにしています。特定の人を診断したり、ラベルを貼ったりするためのものではありません。