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しぐさの通説を研究で判定した結果
よく言われるしぐさの意味52種類を、論文と照らし合わせて3段階で判定しました。本音の手がかりになると言えたのは3種類だけで、17種類は当てにならないという結果です。
3/52手がかりになる(6%)
32/52状況しだい(62%)
17/52当てにならない(33%)
しぐさと本音(SEADICE)調べ。判定に使った記事はすべて、論文などの出典と照合しています。
わかったこと
- 嘘のサインと言われる18種類で、手がかりになるものは0種類。半分の9種類は、研究で通説が支持されませんでした。
- 目・視線は特に当てにならない。8種類のうち5種類が「当てにならない」でした(目をそらす、右上を見る、瞳孔など)。
- 手がかりになるのは、一瞬のしぐさではなく積み重ね。3種類はどれも、距離・同期・テンポのように、やりとりを通して見るものでした。
- 多くは「状況しだい」。32種類(62%)は、緊張・寒さ・癖など理由が複数あり、意味を1つに決められません。
知りたいこと別の判定
項目名をタップすると、その一覧ページが開きます。
1つのしぐさが複数の項目に入ることがあるため、合計は52になりません。
体の部位別の判定
| 数 | 手がかり | 状況しだい | 当てにならない | |
|---|---|---|---|---|
| 目・視線 | 8 | 0 | 3 | 5(62%) |
| 表情 | 8 | 0 | 5 | 3(38%) |
| 手・触れる | 6 | 0 | 4 | 2(33%) |
| 姿勢・距離 | 7 | 2 | 4 | 1(14%) |
| 体の動き | 4 | 0 | 3 | 1(25%) |
| 声・会話 | 9 | 1 | 7 | 1(11%) |
| 連絡・行動 | 10 | 0 | 6 | 4(40%) |
手がかりになる3種類
傾向として研究で確認されているものです。それでも1つだけで本音は決まりません。
当てにならない17種類
よく言われる意味が、研究で支持されなかったしぐさです。
- わざと目を合わせ続ける:よく言われる意味は「正直で信頼できる」
- 目をそらす・視線が泳ぐ:よく言われる意味は「嘘をついている」
- 瞳が大きく見える(瞳孔が開く):よく言われる意味は「好きだから」
- まばたきが増える:よく言われる意味は「緊張している・嘘をついている」
- 右上を見る:よく言われる意味は「嘘をついている・作り話をしている」
- 一瞬だけ出た表情(微表情):よく言われる意味は「隠した本音が漏れた」
- 第一印象で「信頼できそう」と感じる:よく言われる意味は「信頼できる人」
- 緊張が顔や声に出ている気がする:よく言われる意味は「緊張は相手に丸わかり」
- 鼻を触る:よく言われる意味は「嘘をついている」
- 指先を合わせる(尖塔のポーズ):よく言われる意味は「自信の表れ」
- 脚を組む(組み方や向き):よく言われる意味は「性格やその人の本音がわかる」
- 足がそわそわ動く・はずむ:よく言われる意味は「足は一番正直で、本音が足に出る」
- 話が細かすぎる:よく言われる意味は「嘘を隠すために話を作り込んでいる」
- 既読からの返信が遅い・速い:よく言われる意味は「好意の大きさ」
- デート中に沈黙が続く:よく言われる意味は「退屈している・嫌われた」
- わざと興味がなさそうに振る舞う:よく言われる意味は「駆け引き上手でモテる」
- なかなか謝らない:よく言われる意味は「悪いと思っていない」
判定の方法と限界
- 対象は、しぐさと本音で記事にした52種類のしぐさ・行動です(52本の記事)。世の中のしぐさをすべて網羅したものではありません。
- 判定は3段階です。「手がかりになる」は傾向が研究で確認されているもの、「状況しだい」は理由が複数あり意味を1つに決められないもの、「当てにならない」は研究で通説が支持されていないものです。
- 判定は記事の出典(論文・メタ分析など)をもとにした編集部の整理です。新しい研究が出たら見直します。
- 特定の人を診断したり、ラベルを貼ったりするためのものではありません。
よくある質問
しぐさで本音はどこまでわかりますか?
しぐさと本音が研究で調べた52種類のしぐさのうち、本音の手がかりになると言えたのは3種類(6%)だけでした。32種類は状況しだい、17種類は当てにならないと判定しました。
嘘をつく人のしぐさは当てになりますか?
嘘のサインと言われる18種類のうち、手がかりになるものは0種類でした。9種類は研究で通説が支持されていません。嘘を確かめるには、しぐさより話の内容を確かめる方が研究と合っています。
当てになるしぐさはありますか?
手がかりになると判定したのは「近くに座る・距離が近い」「しぐさや姿勢が似てくる」「会話のテンポが合う」の3つです。どれも一瞬のしぐさではなく、やりとりの積み重ねで見るものです。