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「恋は盲目」は科学的に本当だった。理想化と脳の研究でわかったこと

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Photo: Kanta / CC0 / Wordpress
AIによる調査公開された研究をAIが調べて整理しました(特定の人を診断するものではありません。出典は末尾)。

「あんな人のどこがいいの?」と周りに言われても、本人には見えない魅力がある。これは思い込みだけの話ではなく、脳の働きと、関係を長続きさせる仕組みの両方が関わっていることが研究でわかっている。

3行でわかる

  1. 恋人の写真を見ているとき、他人を批判的に評価する脳の部位の働きが弱まることが脳画像研究で確認された。
  2. 欠点が消えるわけではなく、幸せなカップルは欠点に気づいた上で、その重要性を小さく評価している。
  3. 新婚時に相手を理想化していた夫婦ほど、13年間の追跡調査で愛情の低下が少なかった。

01脳が「批判モード」を弱める

恋人を見ているとき、他人を評価・判断する脳の働きそのものが抑えられることが確認されている。

ロンドン大学の研究チームが行った脳画像研究では、恋人の写真を見ているとき、他人の性格や意図を批判的に評価する働きに関わる大脳皮質の広い範囲で活動が低下することが確認された。研究チームは、すでに親密になった相手については、性格を厳しく査定する必要性が薄れるため、この働きが弱まるのではないかと分析している。神経科学的な意味でも「恋は人を盲目にする」と言える結果だった。

02科学的にわかっていること

「見えなくなる」のではなく、「気づいた上で重要度を下げている」というのが実態に近い。

Bartels・Zeki(ロンドン大学)[1]

恋人の写真を見ているとき、他者への批判的な社会的評価や否定的感情に関わる脳領域の活動が広範囲で低下することを確認した。この働きの低下が、恋愛相手に対して判断が甘くなる「恋は盲目」の神経科学的な根拠になりうると分析している。

対象: fMRIを用いた脳画像研究 / 限界: 脳活動の変化を示したものであり、実際の行動や判断の変化そのものを直接測定したものではない。

Murray・Holmesら[2]

相手を理想化している人ほど、交際・結婚関係での満足感や信頼が高く、対立が少ないことを確認した。ただし幸せなカップルは相手の欠点に気づいていないのではなく、欠点に気づいた上でその重要性を小さく評価し、長所を大きく評価する「バラ色の眼鏡」に近い見方をしていた。

対象: 交際中・既婚のカップルを対象にした複数の調査 / 限界: 自己申告のアンケートが中心で、理想化の度合いを客観的に測定したものではない。

Neffら(13年間の追跡調査)[3]

168組の新婚夫婦を13年間追跡した調査。新婚当初に相手を理想化していた夫婦ほど、その後の年月で愛情が低下しにくいことを確認した。ただし新婚時の理想化の度合いは、その後の離婚率を予測しなかった。

対象: 新婚夫婦168組、13年間の縦断調査 / 限界: 理想化と長期的な結果の関連を示すもので、理想化そのものが原因と断定するものではない。

03理想化とうまく付き合うために

欠点を否定するのではなく、好意的な文脈で捉え直すことが研究で支持されている。

1

欠点そのものを否定しない

幸せなカップルも欠点には気づいている。気づいた上で重要度を下げているだけだと知っておく。

2

「完璧」より「自分にとってちょうどいい」と捉える

研究で支持されている理想化は、欠点を認めた上で意味づけを変える「バラ色の眼鏡」に近い。

3

批判的な目が弱まっている自覚を持つ

交際初期は判断が甘くなりやすい時期だと知っておくだけでも、冷静な判断の助けになる。

04よくある質問

恋をすると本当に欠点が見えなくなるの?

完全に見えなくなるわけではありません。研究では、幸せなカップルは相手の欠点に気づいていないのではなく、気づいた上でその重要性を小さく評価し、長所の方を大きく評価していることがわかっています。脳の研究でも、批判的な判断に関わる領域の働きが弱まることが確認されています。

理想化しすぎるのは関係に良くないのでは?

研究では、新婚時に相手を理想化していた夫婦ほど、その後の愛情の低下が少なかったと報告されています。ただし研究者自身も、欠点を否定することではなく、欠点を好意的な文脈で捉え直すことが重要だと注意を促しています。

出典

  1. Bartels, A., & Zeki, S. University College London. Love: it's all the same to the brain. https://www.ucl.ac.uk/news/news-articles/1101/11010401
  2. Murray, S. L., & Holmes, J. G. A leap of faith? Positive illusions in romantic relationships. https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4094166
  3. Neff, L. A. et al. (2006). Positive illusions in marital relationships: A 13-year longitudinal study. Personality and Social Psychology Bulletin. https://journals.sagepub.com/doi/pdf/10.1177/0146167206292691